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◎ 地球の歳差運動 ジャイロスコープの歳差運動を利用できるのだが、大きく違う所もある 26000年を導出 ☆precession nutation |
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[表示のお約束140625]
cos(a)=Ca sin(b)=Sb tan(x)=Tx 10^x=Ten(x) |
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◎ 地球の自転軸は、おおよそ、宇宙空間に対してある一定の方向を向いている。ただ、多少の変動がある。 ● 地球の赤道半径 6378_km 極半径 6357_km 扁平率 1/298 ■ 歳差運動 周期 26000年 春分点が西向きに移動する 50_''/year 360*60*60/26000~50 紀元前150年頃 ギリシャ ヒッパルコスが発見{すごいなあ!2013/10} 地球の赤道方向が少しだけ膨らんでいるために、太陽の引力により、地軸を立たせようとするトルクが働く。ただし、春分、秋分の頃は、そのトルクは働かない。夏至、冬至の頃にそのトルクは最大になる。{トルクの大きさが変化することに触れている一般向けの文献は見つからない!2013/10} 上から見て反時計回りの回転体を、倒そうとすると、反時計回りの歳差運動をする。地球の場合、立てようとする力が働くので、歳差運動は時計回りになる。地球の公転、自転の向きとは逆になる。〔★〕 ■ 章動 平均的な歳差運動からのずれ 1728年 イギリス ブラッドリーが発見 複数の周期がある 周期1 18.6年 月の軌道の変化による |
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■ コマ、ジャイロスコープの歳差運動と、地球の歳差運動では、大きな違いがある。 コマに働く力 ・コマに働く力は、重力と机による抗力であって、その2つの力はつり合っている。 地球に働く力 ・太陽による重力と、回転運動をすることによる遠心力が働く。 ・太陽に近い側と、遠い側の、太陽に対する距離の差は、季節によって変わる。潮汐力の大きさが季節によって変化する。夏至と冬至の頃が、潮汐力は最小で、春分と秋分の頃は、最大になる。 {こういうことを書いてくれているサイトはないようだ!2013/10} |
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太陽質量
Ms=1.99*Ten(30)_kg G*Ms=1.3*Ten(20) ●
太陽が地球に及ぼす潮汐力A(重力+遠心力、単位質量当たり) ■ 地球の質量 Me=5.974*Ten(24)_kg 地球の形 楕円体 中心
O 北極 Pn 南極 Ps OPn=OPs=6357_km=6.357*Ten(6)_m=R 球より余分に外側に膨らんだ部分の高さ
0~ΔR だから、平均で (1/2)*ΔR とし、 地球の地殻の平均密度 ρ=3000_kg_m^3 ΔMe ■
地球の自転の慣性モーメント
I 地球の自転の角速度 wr=2Pi/86400=7.27*Ten(-5)_rad/sec 地球の自転の角運動量
Lr ■ 地球の表面上の、太陽に最も近い場所と、最も遠い場所の距離の差は、地球の直径を単位とすると、自転軸が季節により、太陽に対する角度を変えるから、 最大値 1 最小値 cos(23.5°)~0.92 大きな違いはないので、潮汐力を考える時の、太陽からの距離の差は、一律、直径だとする。すると、 歳差運動の角速度や周期は、自転軸の傾きの大きさに依らず一定になるから、傾きの角度を考えなくてもよくなる。 太陽の地球に対する潮汐力はつり合っているから、トルクは、どこを原点にしても同じになる。 N ■
歳差運動の周期
T {観測値は26000年だから、いい結果、素晴らしい!2013/10} |
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