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◎ 角運動量 太陽 地球 惑星 自転 公転 |
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ベクトル<> 座標単位ベクトル<xu>,<yu>,<zu> 内積* 外積# |<A>|=A |
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◆ 惑星の公転運動 円運動 質量 m 太陽からの距離 D 角速度 w 周期 T 角運動量 L 太陽の質量 Ms 地球の質量 Me 地球-太陽 De 地球の角運動量 Le ● 力学的相似により 公転角運動量 ∝ root(軌道半径) 公転角運動量 ∝ 周期^(1/3) ■ w*T=2Pi L=m*D*(D*w)=m*D^2*(2Pi/T)=2Pi*m*D^2/T ケプラーの法則より T^2/D^3=4*Pi^2/(G*Ms) L=m*root(G*Ms)*root(D) Le L/Le=(m/Me)*root(D/De) ★ ★ 火星 Mm/Me=0.11 Dm/De=1.52 root(1.52)~1.23 Lm/Le=0.11*1.23~0.135 ◆ 月の公転運動 円運動 質量 m 地球からの距離 D 角速度 w 周期 T 角運動量 L 太陽の質量 Ms 地球の質量 Me 地球-太陽 De 地球の角運動量 Le ■ L=m*root(G*Me)*root(D) L/Le=(m/Me)*root(Me/Ms)*root(D/De) m/Me~0.0123 Ms/Me=333400 root(333400)~577 De/D=[1.50*Ten(11)]/[3.844*Ten(8)]~390 root(390)~19.7 L/Le=0.0123/(577*19.7)=1.08*Ten(-6) |
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■ 自転する球(半径 r) 質量 m 自転角速度 w 自転周期 T 球の慣性モーメント I=(2/5)*m*r^2 自転角運動量 S=I*w ★
地球の慣性モーメント Ie ※ 中心に近いほど密度は大きいので、実際の慣性モーメントは小さくなる。 地球の自転角運動量
Se 公転角運動量L(earth)、自転角運動量S(earth)の比を求めると、 L(earth):S(earth)=2*R*R/T:(4/5)*r*r/t=3790000〜380万倍 ★
月の慣性モーメント Im 自転角運動量
Sm Se/Sm=[5.8*Ten(33)]/[2.4*Ten(29)]~24000 |
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■ 計算してみよう。 ・自転角運動量は、それぞれの天体の内部の密度は場所によって変化せず、一定であるとしている。 ・それぞれの量は、地球の値を1として計算して求めた概数である。計算では、もっと詳しい値を使っている。 ・地球の公転角運動量/自転角運動量=380万 ・惑星の自転角運動量は、地球の自転角運動量の何倍であるかを示している。 ・太陽の自転角運動量は、地球の公転角運動量の38倍であり、地球の自転角運動量の1億5000倍である。 ・太陽系全体の角運動量=太陽の自転角運動量+惑星の公転角運動量
■ 太陽系全体の角運動量の62%を木星(公転)が、25%を土星(公転)が占める。太陽(自転)は3%に過ぎない。太陽系ができる時に、角運動量が、木星や土星に伝わっていったことを示している。 ■ 上の計算では、小惑星や彗星を考えに入れていない。それぞれの質量は小さくても、総量は多くなるだろうから、角運動量に影響を与えるかもしれない。 ■ 実際の天体の観測では、木星が70%、土星が27%、太陽が2%の角運動量を占めるというデータがある。 |
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★ 太陽系の角運動量 ★ |