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◎ 球面の焦点距離 最小時間の原理 |
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累乗^ 10^x=Ten(x) exp(i*x)=expi(x) ベクトル<A> 単位ベクトル<-u> 内積* 外積# 微分;x 2階微分;;x 時間微分y' 定積分${f(x)*dx}[x:a~b]〔物理定数〕 ★_ |
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● 平ぺったい直角三角形 斜辺 s 他の2辺 h,a h/s<<1 Δ=s-a a=root(s^2-h^2)=s*root[1-(h/s)^2]=s*[1-(1/2)*(h/s)^2 Δ=s-root(s^2-h^2)=(1/2)*s*(h/s)^2=(1/2)*h^2/s ■ 球面(半径R)のガラスの軸に近い部分だけを考える。空気中の点Oから出た光が、いろいろな経路をとり、ガラスの中の1点O'(球の中心ではない)に集まるとしよう。始点O、ガラス球の中心、終点O'は、一直線上にある。 <経路2-折れ線>同じ始点O、同じ終点O'で、空気とガラスの境目のPを通る経路。かかる時間は、経路1と同じ最小値を取らなくてはならない。 点Pから軸OO'への垂線の足Q PQ=h <経路1-直線>直線OO'を進む経路。最小時間の原理により、そのかかる時間は最小。 ガラスが丸くなっていて出っ張っている分の長さ=h^2/2R に注意して、 経路1にかかる時間=(s-h^2/2s-h^2/2R)n1/c+(s'-h^2/2s'+h^2/2R)n2/c 2つの経路にかかる時間は等しくてはならないので、 sn1/c+s'n2/c=(s-h^2/2s-h^2/2R)n1/c+(s'-h^2/2s'+h^2/2R)n2/c => n1/s+n2/s'=(n2-n1)/R => 空気中の1点からでた光は、球面のガラスの中の1点に必ず集まる。sが変われば、s'も変わるが、どこか1点には集まる。同様に、ガラスの中の1点から出た光は、空気中の1点に必ず集まる。 ■ 空気中の平行光線(s=∞)の時、ガラス中の焦点距離f' f'=R*n2/(n2-n1) ガラス中の平行光線(s'=∞)の時、空気中の焦点距離f f=R*n1/(n2-n1) => n1/s+n2/s'=1/f |
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★ 球面の焦点距離 ★ |