2015/8-2012/1 Yuji.W |
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☆ファラデーの法則☆ |
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◎ 磁場が時間変化すると、電場が生まれる 電磁誘導 electronmagnetic induction |
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ベクトル<> 座標単位ベクトル<xu>,<yu>,<zu> 内積* 外積# |
◎ Maxwell方程式から、ファラデーの法則を作る
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起電力(emf) 起電力の単位 [V]=[N/C]*[m]=[J/C] ■ Maxwellの法則A <curl<E>>=-<B>' の両辺を、閉曲線内で面積分すると、 左辺=$${<curl<E>>*<dS>}[面]=${<E>}*<ds>}[閉曲線] 右辺=-$${<B>'*<dS>}=-{$${<B>*<dS>}' 起電力=${<E>}*<ds>}[閉曲線]=-{$${<B>*<dS>}' ≫ 起電力[V]=-磁束の時間変化率[Wb/sec] ★ ファラデーの電磁誘導の法則 ※ 閉曲線は、実際の回路でなくてもよく、空間上の任意の閉曲線について、ファラデーの法則は成り立つ。 ※ 磁場が変化しなくても、導体を磁場中で動かせば、ローレンツ力を受け、起電力が生じる。 ★ コイル 250巻 1/100_sec で磁束が 4*Ten(-4)_Wb -> 0 起電力=250*[4*Ten(-4)]/(1/100)=10_V |
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■【渦電流】金属板の磁束が変化し、電磁誘導により、金属内に生じる渦状の電流。 ■【アルミ】磁石にはくっつかない。しかい、アルミの近くで、磁石を動かすと、そのアルミは、磁石についていこうとする。アルミ内に渦電流が生じ、磁束ができているからである。 ■ アルミなどの導体でできた輪または円盤を、コイルの近くに置く。コイルに電流を流す。磁場が生じる。導体には、電流が流れる。磁場の向きは、コイルによって磁場と反対である。導体は、コイルから離れる力を受ける。 ■ 超伝導体などの完全導体(抵抗0)perfect conductor の近くに、磁石を持ってくる。導体にうず電流が流れる。磁石の磁場とうず電流の磁場がちょうど相殺されるようになる。仮に、相殺されないと、抵抗0であるから、電流は無限大に大きくなってしまう。無限大にはならないので、磁場は相殺される。いったんできた渦電流は減衰せず流れ続ける。 その状況は、あたかも、磁石の磁場が、完全導体に入り込まないように見える。(マイスナー効果) 完全導体を皿のような形にすれば、磁石を空中に浮かすことができる。 ■ 磁場内で、導体を動かそうとすると、うず電流が生じ、止まろうとする。 ■ 交流誘導モーター 磁場が回転するようにする。導体もそれにつられて回る。 ■ 遮蔽(しゃへい)電極形誘導モーター 電磁石の近くにアルミ円板を置く。2つの間の一部にアルミ板を置くと、渦電流が生じ、その部分だけ、アルミ円板に届く磁場の変化が少しずつ遅れる。アルミ円板が回る。 |
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◎ 一様な磁場 長方形回路の面積を増やす ◆ 一様な磁場 B0 磁場に垂直な平面上に長方形回路 長方形の1辺(長さ L)を横に引っ張り、長方形の面積を増やす 動かす速さ v 動かすのに必要な力 F 長方形内の磁束 Φ 流れる電流 I ■ 長方形の面積が増える割合 L*v Φ'=B0*L*v 回路に起電力が生じる その起電力 emf=Φ'=B0*L*v その電流が消費する仕事率 I*emf=I*B0*L*v @ 一方 F=I*B0*L 一辺を引っ張るのに必要な仕事率=F*v=I*B0*L*v A @=A |
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◎ 長方形回路を、磁場のない所から、磁場のある所へ動かす ◆ 長方形回路(xy平面にある 縦 a 横 b) 抵抗 R 磁場 z軸方向に一様な磁場 B0 ただし、x>0 のみあるとする 長方形の右辺は、時刻 0 で、x=0 その後回路全体が右に速さ v で動く 回路は、磁場に侵入していく 時刻 t 0<t<b/v を考える ■ 時刻 t での、回路内の総磁場量 B0*a*v*t 起電力 B0*a*v 電流 B0*a*v/R ■ 長方形回路にかかる力 F 上辺と下辺にかかる力はつり合う 右辺にかかる力だけを求めて、 F=(B0*a*v/R)*B0*a=B0^2*a^2*v/R @ 仕事=F*b=B0^2*a^2*b*v/R ■ 電力量=(B0*a*v/R)^2*R*(b/v)=B0^2*a^2*b*v/R A @=A {素晴らしい!2014/5} |
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◎ 磁場中の円回路の半径を変えると、起電力が生じる ◆ 円回路 半径 r 垂直に一様な磁場B ■ ファラデーの法則 emf=(Pi*r^2*B)'=2Pi*B*r*r' @ ■ 単位電荷が受けるローレンツ力=B*r' 長さ 2Pi*r で emf=(B*r')*2Pi*r=2Pi*B*r*r' A @=A |
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◎ 円回路の磁場の大きさを変えると、電流が流れる ◆ 円回路 半径 R その中を垂直に通る磁場 B 電線の線密度抵抗 Ω 全抵抗=2Pi*r*Ω 流れる電流 I 以下、大きさのみを考える。 ■ emf=B'*(4Pi*R^2) オームの法則より B'*(4Pi*R^2)=I*(2Pi*R*Ω) B'=I*Ω/(2*R) ★ I=1〔A〕 Ω=1〔Ω〕 R=0.1〔m〕 B'=5〔J/C〕=〔T/sec〕 0.2_T の磁石を、 0.04〔sec〕で振り切ればよい |
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◆ xy平面に正方形回路(1辺 L 抵抗 R) 磁場 <B>=<zu>*C/x^2 正方形回路は x軸方向に、速さ v で等速で動く 正方形の一番後が、時刻 0 で原点にある 以下 t>0 を考える ■ x=v*t x1=v*t x2=v*t+L 正方形回路の磁束 ψ(t)=L*C*${(1/x^2)*dx}[x:x1~x2] ψ(t)' t=2*L/v
のとき ψ(t)' 起電力=5*C*v/(36*L) {別解} 左辺へのローレンツ力(単位電荷当たり)=-<yu>*v*C/(v*t)^2 右辺へのローレンツ力(単位電荷当たり)=-<yu>*v*C/(v*t+L)^2 起電力 t=2*L/v のとき 起電力=v*C*L*[1/(2*L)^2-1/(3*L)^2]=5*C*v/(36*L) |
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★ ファラデーの法則 ★ |