★今月の星空★

山と宇宙とバスケ 宇宙の話 一等星リスト  

Yuji.W

2012年12月

2012年12月

●満月28日(金) ・新月13日(木) D半月20日(木)

→ふたご座流星群極大 13(木)夜〜15(土)朝 東の空 とにかく、寒さ対策

→こぐま座流星群極大 22(土) 北極星のある星座

◎木星 おうし座 -3等。東の空。木星は、12年で太陽を1周するので、毎日見る星空の中では、それほど位置を変えません。2012年、2013年は、おうし座をうろうろしています。

◎金星 しし座 -4等。夜明け前の朝、明るく輝きます。夜が明けて来ても、しばらくは明るく見えます。すぐ近く、上方に土星(0等)、スピカ(1等)、下方に水星(-0等)も輝きます。普段、水星を見ることは難しいので、いいチャンスです。

望遠鏡、双眼鏡では、金星が三日月形に見えます。ただ、注意しましょう。けっして、太陽を見てはいけません。失明します。

★北には、カシオペヤ座が見えます。

★天頂から、北東に向かって、ペガスス座、アンドロメダ座、ペルセウス座、ぎょしゃ座のカペラまで、星が連なっていて、たどりやすいです。

★アンドロメダ星雲 M31 を見つける好機です。ぜひ挑戦してみて下さい。

★西の空には、まだ、夏の大三角が見えます。 

★夜明け前には、オリオン座、木星が、見えます。

2012年11月

●満月28日(水) ・新月14日(水) D半月20日(火)

◎木星 おうし座 -3等。東の空に輝いています。普通の星とは、全く違う明るさなので、すぐわかります。そばには、アルデバラン、プレアデスも見えます。

◎金星 しし座 -4等。明けの明星です。夜勤明けの朝、東の空に希望の星が輝きます。すぐ近く左側に、土星(1等)も輝きます。

★北には、カシオペヤ座が見えます。5つのW型の星のうち、3つは2等星、残りのそれより暗い3等星なので、実は少々見つけにくい星座です。

★天頂から、北東に向かって、ペガスス座、アンドロメダ座、ペルセウス座、ぎょしゃ座のカペラまで、星が連なっていて、たどりやすいです。

★アンドロメダ星雲 M31 は、きれいな空だと、肉眼でも見えるそうですが、確認できたことはないです。双眼鏡か小望遠鏡で、探してみると、おもしろいです。

★西の空には、まだ、夏の大三角が見えます。 

2012年10月

[D月] ・新月15日(月) D半月22日(月) ●満月30日(火)

★夏の大三角から、ペガスス座、アオンドロメダ座とたどると、わかりやすいです。

★木星 おうし座 -3等星。夜が更けるとと共に、東の空に上がってきます。

金星 しし座 -4等星。明けの明星です。

2012年9月

[D月] ・新月16日日 D半月23日(日) ●満月30日(日)中秋の名月

2012年8月

山の中からはもちろん、海辺、都会からでも、けっこう、星は見えますので、ぜひ、ご堪能下さいませ。星や星座の名前がわかると、さらに楽しみが増します。

[D月] ●満月2日(木)、31日(金) ・新月18日(土) D半月24日(金)

[西] 3つの1等星がごく近くに固まって見えます。地平線から遠い方から、土星、火星、スピカです。

[東] 夏の大三角、琴座ベガ(織女星 0等星)、わし座アルタイル(牽牛星 1等星)、白鳥座のデネブ(1等星)です。

[北西] 北斗七星はまだまだよく見えます。そこから、アルクツールス(0等星)、スピカ(1等星)へと続く「春の大曲線」をチェックしましょう。今月は、そのスピカのごく近くに、土星と火星が見えます。

[南] 低い位置に、さそりの心臓、赤いアンタレスが見えます。目をこらすと、S字に連なるさそり座がわかります。

[天の川] 北のカシオペヤ座あたりから、夏の大三角を通り、南のいて座、さそり座まで、うっすらと白く見えます。

[流星群] ペルセウス座流星群が、12日の夜、見られると予想されています。北東の方向、地平線に近い所を見ていると、見えるかも。

2012年7月

[D月] ●満月4日(水) ・新月19日(木) D半月26日(木)

[東] いよいよ夏の大三角の出番です。この季節には、4つの1等星以上の明るい恒星が7つ見えます。そのうちの3つが、この大三角です。

一番高い位置にあるのが、琴座ベガ(織女星-0等星)、右側(南寄り)のが、わし座アルタイル(牽牛星-1等星)、左側(北寄り)のが白鳥座のデネブ(1等星)です。

白鳥座は、首を伸ばし羽を広げ、十字になっていますが、2等星は2つだけなので、わかりにくいです。

[北] 北斗七星はまだまだよく見えます。そこから、アルクツールス(0等星)、スピカ(1等星)へと続く「春の大曲線」をチェックしましょう。

[南西] 今は、スピカ(1等星)と土星(1等)が並んで輝きます。上にあるのが土星です。さらに、ちょっと右(西寄り)により明るく輝くのが火星(0等)です。

[南] 低い位置に、さそりの心臓、赤いアンタレスが見えます。目をこらすと、S字に連なるさそり座がわかります。

天の川は、カシオペヤ座-白鳥座-ベガとアルタイルの間-いて座-さそり座、に、うっすらと白く見えます。雲と間違えやすいです。我々人間が住んでいる銀河の中心は、いて座の方向、3万光年先にあります。

2012年6月

夏至21日(木)

[D月] ○満月4日(月) ●新月20日(水) D半月27日(水)


[◎惑星] 火星(0等)と土星(1等)が輝いています。

南西の空、最も明るい星が火星です。目のいい人なら、赤っぽく見えるはずです。

南の空、スピカと並んで土星が輝きます。土星の輪は、肉眼では見えません。小望遠鏡、双眼鏡では見えます。


[★星座] まず、北斗七星を探しましょう。4つ目の星はやや暗いのと、最初は大きさがイメージできないので、わかりにくいですが、教科書で習ったあの形になっています。予想より大きいのではないでしょうか。

そして、定番、北極星を見つけましょう。北極星は2等星なので、意外とわかりにくいです。ただ、1年中同じ位置にありますので、慣れればすぐわかるようになります。

次に、北斗七星-アルクツールス-スピカ の並び「春の大曲線」を探しましょう。今年は、スピカ(1等星)と土星(1等)が同じ明るさで並んでいます。

スピカ-土星が見つかったら、西へ移ると、火星(0等)-レグレス(1等星)と、輝いています。

南東の空低く、夏の星座さそり座が見えて来ています。さそりの心臓アンタレス(1等星)が赤く見えます。ただ、位置が低いので、南東にビルなどがあると見えないです。


都会でも、2等星ぐらいまでの星はすぐ見えるし、少し目を慣らせば、3等星、4等星も見えます。惑星や明るい星の名前がわかると、おもしろいですよ。

2012年5月

[D月] D半月29日、○満月6日、●新月21日。

[西] 金星 -5等(超明るい)。

[天頂] 2つ並んだ明るい星、しし座のレグルス(1等星)と火星(-1等星)。左側の火星の方が、明るく赤っぽく見える。

[東] おとめ座のスピカと土星が並ぶ、どちらも1等星。

[北] 北斗七星!

 

[日食] 5月21日(月)朝
東京で、始まり6時19分、金環食7時32分〜37分、終わり9時3分。

一生に1回あるかないかの巡り合わせ、出勤を遅らせても見る価値がある。

太陽の前を月が横切る。横切るのに3時間ほどかかる。今回特に、東京から鹿児島にかけてのライン上では、太陽の中に、完全に月が入るように見える。

 (見かけの月の大きさ) < (見かけの太陽の大きさ) なので、
太陽が完全に覆われない。したがって、真っ暗闇になることはなく、写真でよく見るコロナは見ることができない。

 

{注}絶対に、望遠鏡や双眼鏡で見てはいけない。失明する!

望遠鏡や双眼鏡で見ているシーンがテレビなどであるが、あれは、特殊な装置をつけている。決して、安易にまねしてはいけない。

本当は裸眼でもよくないので、サングラスを複数重ねて見るとよいかもしれない。

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