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◎ ボルツマン分布 反応率 {やっとわかってきた!2015/8} |
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◇ ベクトル<A> 縦ベクトル<A) 単位ベクトル<-u> 内積* 外積# 微分;x 時間微分' 10^x=Ten(x) exp(i*x)=expi(x) 共約複素数\z 物理定数- ★. |
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■ 気体分子の内部エネルギー=並進運動エネルギー+分子の振動エネルギー+分子の回転エネルギー 固体原子の内部エネルギー=原子の振動エネルギー ■ 金属の固体状態の場合の比熱容量 比熱容量 1mol(6.02*Ten(23)個)の金属分子の温度を 1度上げる必要なエネルギー
※ 原子量は無次元ではあるが、意味を考えると、[g/mol] としてもよい (1kg当たりの比熱容量)=(1mol当たりの比熱容量)/[(原子量)*Ten(-3)] 金属の1mol当たりの比熱容量は、どの金属も、約 25 J/(mol*K) 1原子当たりに直せば 原子の振動エネルギー=25/[6.02*Ten(23)]~4.2*Ten(-23)_J/個 原子の振動エネルギー/kB=[4.2*Ten(-23)]/[1.38*Ten(-23)]~3_倍 ★. 比熱容量が、固体の温度に関係なく一定である(本当はそうでない)とする。絶対温度 0 から、固体に熱を加えていって、それば、すべて固体原子の振動エネルギーになるとすれば、 温度 T の固体原子が持つ振動エネルギー~kB*T ★. {この辺りをちゃんと説明してくれないから、なんだかよくわからなくなるのだ!2015/12} ※ なぜこうなるのかに触れてある資料は、ほとんどない。「エネルギー等配分の法則」は、なぜそうなるかを説明しているわけではない。 ★ T=300 で 固体原子の熱的振動エネルギー 414*Ten(-23)_J/個=0.0259_eV/個 2490_J/mol=1.560*ten(22)_eV/mol ★. ≫ 300_K で 0.026_eV/mol 2.5_kJ/mol ★. ● 1_eV/個=[(1.602 176 565)*Ten(-19)]*[6.022*Ten(23)]=9.647*Ten(4)_J/mol |
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■ 温度 T の系で、 気体分子運動論より 気体分子の並進運動エネルギー~kB*T 固体の比熱容量の観測事実より 固体原子の熱的振動エネルギー~kB*T 以上の結果より、次のようになると、予想できる 粒子1個のランダムな熱運動のエネルギー~kB ★. この値は、平均的なものであって、確率は小さくなるが、30*kB*T 程度までのエネルギーを粒子が持つことができる。 ■ 温度 T のとき、反応熱 E E と kB*T を比べて、 @ E < kB*T 反応はすぐ終わってしまう A 10*kB*T < E < 30*kB*T 反応はゆっくり進む(変化の様子を見ることができる) ★. B 100*kB*T < E 反応はほとんど起きない
■ T=300_K 水の蒸発に必要なエネルギー 40_kJ/mol DNA の水素結合エネルギー 20_kJ/mol 室温で、水の蒸発は徐々に起こり、DNAが必要に応じてその鎖をはずす事ができる ■ 1500_K 0.13_eV/個 ナトリウムやカリウムがイオン化し、黄色い光や赤い光を発する 2_eV/個 セラミック イオン結合 10_eV/個 セラミックは壊れない 赤外線を発するが、一部可視光も発する ■ 6000_K 0.52_eV/個 水素原子のイオン化 13.6_eV ■ 6_MK 熱エネルギー 520_eV/個 原子はイオン化する X線を発する |
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■ exp(x)~10^(x/2.303) ★ 水の蒸発に必要なエネルギー 40_kJ/mol 300_K ボルツマン因子=exp(-40/2.49)~exp(-16.1)~10^(-16.1/2.303)~Ten(-7) 350_K ボルツマン因子 温度が 50℃ 上がって、蒸発の反応が 10 倍になった ★. ★ 水素原子のイオン化 13.6_eV 6000_K ボルツマン因子=exp[-13.6/(0.0259*6000/300)]~exp(-26.3)~Ten(-12) ★ T=300_K ΔE/(kB*T)=20 T=375 ボルツマン因子=exp(-20*300/375)~exp(-16)~1.1*Ten(-7) T=400 ボルツマン因子=exp(-20*300/400)~exp(-15)~3.1*Ten(-7) 温度が25℃上がると、反応率が約3倍になった ★. ★ 酸素原子とヘモグロビン分子の結合エネルギー 0.3_eV/個 T=300 ボルツマン因子=exp(-0.3/0.0259)~exp(-11.6)~Ten(-5) ★ DNA の水素結合エネルギー 20_kJ/mol T=300_K ⇒ 20/(kB*T)=20/2.49~8 ボルツマン因子=exp(-8)=Ten(-8/2.303)~Ten(-3.5)~3*Ten(-4) kB*T=20 となるのは T=300*8=2400_K ★ セラミック イオン結合 10_eV/個=1_MJ/mol T=6000_K ⇒ kB*T=0.0259*6000/300=0.518_eV/個 |
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■ 光子のエネルギー h*nu 熱エネルギーの目安 kB*T ボルツマン定数 kB=(1.380 6488)*Ten(-23)_J/K=(8.617 3324)*Ten(-5)_eV/K プランク定数 h=(6.626 069 57)*Ten(-34)_J*sec=(4.135 667 517)*Ten(-21)_MeV*sec h*c=(1.986 445 68)*Ten(-25)_J*m=(1.239 842)*Ten(-6)_eV*m ■
h/kB h*c/kB ★ X線 100_keV=kB*T T=100*Ten(3)/[(8.617 3324)*Ten(-5)]~1.1600*Ten(9)_K ★ マイクロ波電子レンジ 波長 0.1_m T=(h*c/kB)/0.1=1.439*Ten(-2)/0.1~0.14_K 人体に影響がない ★ 紫外線 波長 3*Ten(-7)_m nu=[3*Ten(8)]/[3*Ten(-7)]=Ten(15)_/sec T=(h*c/kB)/0.1=[1.439*Ten(-2)]/[3*Ten(-7)]~50000_K ★ 対消滅 ガンマ線 0.5_MeV T=[0.5*Ten(6)]/[(8.617 3324)*Ten(-5)]~6*Ten(9)_K |
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◎ 金属を熱すると、電子が飛び出す。 ◆ 金属から電子が飛び出すのに必要なエネルギー E~1_eV/個 温度 T のときの電流 I(T) I(T) ∝ exp[-E/(kB*T)] I(T1)=I1 I(T2)=I2 ■ I2/I1=exp[-E/(kB*T2)]/exp[-E/(kB*T1)] 対数をとって ln(I2/I1)=ln{exp[-E/(kB*T2)]}-ln{exp[-E/(kB*T1)]} 右辺=-E/(kB*T2)+E/(kB*T1)=(E/kB)*(1/T1-1/T2) ln(I2/I1)=(E/kB)*(1/T1-1/T2) ★. ★ 白金 T1=1480_K T2=1520_K I2/I1=2 ln(2)=(E/kB)*(1/1480-1/1520) 1/148-1/152=0.006756-0.006578=0.000178 0.69=(E/kB)*0.0000178 E=(8.617 3324)*Ten(-5)*(0.69/0.0000178)=3.3_eV/個 ★. {直接、エネルギーを求めなくても、温度や電流を測定すれば、求める事ができる!2015/8} |
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◆ 宇宙の初期 T=Ten(15)_K ■ 粒子が持つ熱エネルギー=kB*T=[(1.380 6488)*Ten(-23)]*Ten(15)=1.38*Ten(-8)_J kB*T=[8.617 3324)*Ten(-5)]*Ten(15)=8.62*Ten(10)_eV~90_GeV ■ 1_mg の粒子 速さ 0.2_m/sec 運動エネルギー Kt Kt=(1/2)*Ten(-6)*0.2^2=2*Ten(-8)_J ■ 陽子1個のエネルギー~1_GeV |
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★ 熱的振動エネルギー ★ |