☆ 電子の干渉 ☆

お勉強しよう 物理学一般 量子力学 2022.4-2013.5 Yuji.W

〇 2重スリット 2重スリット実験 フラーレンの干渉  

【数学】2*3=6 6/2=3 3^2=9 1000=10^3=Ten(3)   000 py- 0table
微分 ; 偏微分 : 積分 $ ネイピア数 e 虚数単位 i e^(i*x)=expi(x) 

ベクトル <A> 縦ベクトル <A) 単位ベクトル <Au> 内積 * 外積 #  


〓 量子力学.干渉 〓 
〇 「始まりと終わりの状態は同じである同一の事象が、区別のつかない2つ以上の過程で起きている場合に、干渉が起きる。」


〓 電子の干渉 〓 

◎ 1961年、1974年、実験で確認された。1989年、日本でも実験された。

● 電子 古典電子半径 2.8*Ten(-15)_m 波長 500_nm=5*Ten(-7)_m

〇 電子銃 電子を1個ずつ発射することができる。方向はある程度決まっているが、ランダムにずれは生じる。電子は、ある程度の広がりを持って打ち出される。

電子線バイプリズム 2重スリットの代わりに使う。太さ 1_mm以下の電線の左右に平らな電極を置いたもの。電子は、電線の左右どちらかを通り、電子検出器に達する。電圧を調整し、左右の電子が検出器の位置で重なりができるようにする。

〇 電子を1個発射する。検出器のある1点に届く。次に電子を1個発射する。別の1点に届く。それを繰り返す。ランダムな点が記録されていくが、電子の数を多くすると、電子が多く届く所と、ほとんど届かない所ができる。縞模様ができる。干渉が起きた。

電子がバイプリズムの左右のどちらを通ったかわからない場合、干渉を起こす。

始まりと終わりの状態は同じである同一の事象が、区別のつかない2つ以上の過程で起きている場合に、干渉が起きる。  


〓 フラーレンの干渉 〓 

◎ 電子よりは大きな粒子

〇 2002年の実験 炭素60個が結合し、正六角形と正五角形でできたサッカーボールのようになっているフラーレン(fullerene) 

大きさ 1_nm~電子の100万倍 質量 1.2*Ten(-24)_kg~電子の100万倍

 速さ 200_m/s 波長 0.0028_nm

スリットの幅 100_nm~フラーレンの100倍 スクリーンまでの距離 1.25_m

縞模様ができた。干渉した。 干渉縞の間隔 3000_nm

電子の100万倍の大きさの粒子が、自分自身の大きさの100倍も広い間隔のスリットの存在を感知して、干渉を起こしていることになる!

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