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◎ 準静的 可逆 等温変化+断熱変化 熱効率 |
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◇ ベクトル<A> 縦ベクトル<A) 単位ベクトル<-u> 内積* 外積# 微分;x 時間微分' 10^x=Ten(x) exp(i*x)=expi(x) 共約複素数\z 物理定数- ★. |
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■ Nicolas Leonard Sadi Carnot 1796-1832 フランス人 軍人、数学者、物理学者 フランス革命、ナポレオンの時代の人、日本で言えば、写楽が活躍した1794-95の直後、江戸幕府が崩壊への道をたどり始めた頃。 1769年、James Watt が新方式の蒸気機関を開発。産業革命の引き金となる。 |
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【 カルノーサイクル 】次の4サイクルを繰り返す。すべて、準静的に行う。可逆的である。 @高熱源から熱をもらい、等温膨張する。 ◆ 理想気体(分子数 N) 高熱源の温度 T 低熱源の温度 T0 [V0,T]⇒@等温膨張⇒[V1,T]⇒A断熱膨張⇒[V2,T0]⇒B等温圧縮⇒[V3,T0]⇒C断熱圧縮⇒[V0,T] ※ N,V0,V1,T,T0:コントロールできる量 V2,V3:未知量 ※ 圧力や内部エネルギーはすぐ求める事ができる。体積と温度を変数として扱う。 【 体積と温度 】 A断熱膨張 T*V1^(Γ-1)=T0*V2^(Γ-1) (V2/V1)^(Γ-1)=T/T0 V2/V1=(T/T0)^[1/(Γ-1)] ★ 2原子分子 Γ=7/5 V2/V1=(T/T0)^(5/2) C断熱圧縮 V3/V0=(T/T0)^[1/(Γ-1)] ▲ V2/V1=V3/V0=(T/T0)^[1/(Γ-1)] ★.{重要な性質!} 【 エネルギー 】 @等温膨張 内部エネルギーは変化しない Qin=Wout1=N*kB*T*ln(V1/V0) A断熱膨張 熱の出入りがない Wout2=ΔU=N*kB*(T-T0)/(Γ-1) B等温圧縮 内部エネルギーは変化しない Qout=Win1=N*kB*T0*ln(V2/V3)=N*kB*T0*ln(V1/V0) ★. C断熱圧縮 熱の出入りがない Win2=ΔU=N*kB*(T-T0)/(Γ-1) ▲ Wout2=Win2=ΔU=N*kB*(T-T0)/(Γ-1) ★.
{すっきりとまとめる事ができたと思う!2016/6} |
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■ 熱機関の熱効率=[(外部にした仕事)-(気体にした仕事)]/(機関に与えた熱) (外部にした仕事)-(気体にした仕事) 熱効率 ≫ 熱効率=1-T0/T ★.V1 に依らない
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★ カルノーサイクルは、理想気体、可逆過程の機関である。理想気体でない場合の熱効率は、どうなるだろうか。 ◆ 機関@ 高熱源(T)から熱 Q1 をもらい、仕事 W をし、低熱源(T0)に熱 Q2 を捨てる。カルノーサイクルより熱効率がよいと仮定する。 T>T0 Q1-Q2=W 1-Q2/Q1>1-T0/T ⇒ Q2/Q1<T0/T 捨てる熱 Q2 が少ない 機関A カルノーサイクル(理想気体、可逆過程) 低熱源(T0)から熱 Q3 をもらい、仕事 W をしてもらい、高熱源(T)に熱 Q4 を捨てる。仕事は、機関@と同じであるのが、ミソである。 Q4/Q3=T/T0 Q4-Q3=W 機関@+A 低熱源(T0)から熱 (Q3-Q2) をもらい、仕事は 0 、高熱源(T)に熱 (Q4-Q1) を捨てる。 ■ W=Q1-Q2=Q4-Q3 Q4=Q3-Q2+Q1 また、 Q4=Q3*T/T0 だから、 Q3=(Q2-Q1)*T0/(T0-T) Q4-Q1=Q3-Q2=(Q2-Q1)*T0/(T0-T)-Q2 機関@+A は、低熱源(T0)から熱 (Q3-Q2)>0 をもらい、仕事は 0 、高熱源(T)に熱 (Q4-Q1)>0 を捨てていることになる。 仕事をしてもらうことなしに、自然に、低熱源から高熱源に、熱が移動していることになる。これは、クラウジウスの原理「熱は、低熱源から高熱源に、ひとりでに、流れない。」に反する。 機関@の熱効率が、カルノーサイクルより大きいとした所に、間違いの原因がある。したがって、 カルノーサイクル(理想気体、可逆)の熱効率が、可逆機関の熱効率の最大値であることがわかる ★ ▲ 可逆機関の熱効率を扱うときに、カルノーサイクル(理想気体、可逆過程)とわざわざ断らなくても、その熱効率を使ってよいことになる{!} ★ {2012/11}カルノーサイクル、やっとわかってきた。40年かかったなあ{!} |
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★ カルノーサイクル ★ |