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_★ Lenard-Wiechert Potential=リエナールポテンシャル=リエナール・ウィーヘルトポテンシャル=リエナール・ヴィーヘルトポテンシャル ★_〔物理定数〕 |
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★ベクトル<> 単位ベクトル<-u> 座標単位ベクトル<xu> 内積* 外積# |
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★国際単位系(SI系) クーロン力定数
ke=c^2*Ten(-7)~9*Ten(9) ★CGS静電単位系 ke=1_無次元 <Bcgs>=<cB> <Acgs>=c*<A> |
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◎ まず静止している場合を考え、ポテンシャルの扱いに慣れる。 ◆ x軸上に3つの電荷 それぞれの電荷+q/3 位置 -L/2 , 0 , L/2 L>0 観測点(x,0,0) L<<|x| ■
ポテンシャル
φ(x) ◆ x軸上に棒状電荷 位置 -L/2~L/2 L>0 総電荷 q 電荷線密度 q/L 観測点(x,0,0) L<<|x| ● |x|<<1 で ln(1+x)=x ■ 観測点からの距離 r 微少部分drの電荷 (q/L)*dr φ(x) ln(x+L/2)-ln(x-L/2) φ(x)=ke*(q/L)*L/x=ke*q/x |
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◆ x軸上に3つの電荷 @AB それぞれの電荷 +q/3 隣の電荷との距離 L/2 電荷は、x軸上を速さ v で動く。速さは一定でなくてよいが、3つの電荷の位置や時間のずれの範囲では、一定であるとする。 時刻 0 での電荷の位置 -L/2 , 0 , L/2 観測時刻 t 観測点 (x,0,0) t=x/c 時刻T3の電荷3からの影響が、時刻tに観測点に届くとすると、 x-L/2-v*T3=c*(t-T3) {核心!} (c-v)*T3=c*t-x+L/2=L/2 T3=(L/2)/(c-v) そのときの電荷3と観測点の距離 その逆数 同様にして、電荷1の影響が、時刻tに観測点に届くときの、電荷1と観測点の距離の逆数 観測点でのポテンシャル φ(x,t) ◆ x軸上に棒状電荷 位置 -L/2〜L/2 L>0 総電荷 q 電荷線密度 q/L 観測点 (x,0,0) L<<|x| v/c=b ● |x|<<1 で ln(1+x)=x ■ 動く3つの電荷の考察より、 棒状電荷の右端(x軸の正の方向側)から観測点までの距離=x-(L/2)/(1-b) 左端(x軸の正の方向側)から観測点までの距離=x+(L/2)/(1-v/c) ポテンシャルは、長さLの棒状電荷が動いてできるポテンシャルの 1/(1-b) 倍になる。 φ(x)=ke*q/(x-b*x) ≪★≫ ■ 動く棒状電荷が作るポテンシャルの値は、棒の長さLに依らないから、L->0 と考えることができる。すなわち、点電荷と見なすことができる。動く点電荷が作るポテンシャルは、 φ(x)=ke*q/(x-b*x) ■ 一般に φ(x,t)=ke*q/(r-<b>*<r>) ≪★≫ リエナールポテンシャル ただし、右辺は、観測時刻における物理量ではなく、遅延時刻(過去)における物理量である。 |
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〔お勉強しようUz〕 物理 電磁気 リエナールポテンシャル |