☆ 電気力(クーロン力) ☆

uzお勉強しよう 数学 力学 特殊相対性理論 電磁気 量子力学 物理学一般

〇 電場  重ね合わせの原理 2023.10-2012 Yuji.W  

◇ 2*3=6 Ten(3)=10^3=1000 微分 ; 偏微分 : 積分 $ e^(i*x)=expi(x)
ベクトル <A> 縦ベクトル <A) 単位ベクトル <xu> 内積 * 外積 #  000 

〓 電磁気の単位 〓 2023.10 

【国際単位系】 (3|=2.99792458 光速 c=(3|*Ten(8)_m/sec {定義値} 

電荷の単位 クーロン C 
 真空の誘電率 ε0=Ten(7)/(4*Pi*c^2)_C^2/(N*m^2) {定義値} 
 クーロン力定数 ke=1/(4*Pi*ε0)=(3|^2*Ten(9)_N*m^2/C^2 
 (1_C を持つ2つの点電荷が 1_m 離れているときに働く力)=(3|^2*Ten(9)_N 
 
(1.6|=1.6021766208 素電荷 qe=(1.6|*Ten(-19)_C 
 電場 E [N/C]=[V/m] 電圧 V [V]=[J/C] 電流 I [A]=[C/sec]

真空の透磁率 μ0=4*Pi*Ten(-7)_N/A^2 {定義値} ε0*μ0*c^2=1 
 磁気力定数 kb=ke/c^2=μ0/(4*Pi)=Ten(-7)_N/A^2 
 ke/c=c*kb=(3|*10_N*m/(sec*A^2) 
 磁場 B [テスラ]=[T]=[N/(A*m)]=[(N/C)/(m/sec)] 
 磁場(光速倍) cB [N/C]=[V/m] ※ 電場と次元が同じ B=1_T ⇔ cB=(3|*Ten(8)_N/C 


【CGS静電単位系】 (3|=2.99792458 光速 c=(3|*Ten(10)_cm/sec {定義値} 

電荷の単位 静電単位 [esu]=[cm*root(dyn)] クーロン力定数 ke=1_無次元 
 (1_esu を持つ2つの点電荷が 1_cm 離れているときに働く力)=1_dyn
 q=1_C ⇔ q=(3|*Ten(9)_esu ⇔ q/c=0.1_esu*sec/cm 
 (1.6|=1.6021766208 素電荷 qe=(1.6|*(3|*Ten(-10)_esu~4.803*Ten(-10)_esu 
 電場 E [dyn/esu]=[静電ボルト/cm] 電圧 V [静電ボルト]=[erg/esu] 
 電流 I [esu/sec] I/c [esu/cm]
 I=1_A ⇔ I=(3|*Ten(9)_esu/sec ⇔ I/c=0.1_esu/cm 
 (3|*100_V ⇔ 1_静電ボルト (3|*Ten(4)_V/m=1_静電ボルト/cm 

磁場 Bcgs [ガウス]=[G]=[dyn/esu]=[静電ボルト/cm] 
 磁場 Bcgs ⇔ c*B 磁束 Φcgs ⇔ c*Φ ベクトルポテンシャル Acgs ⇔ c*A 
 B=1_T ⇔ Bcgs=Ten(4)_G 

〓 電荷を持つ粒子間に働く力 〓 

〇 次のような2粒子間に働く力を考える。ただし、原子内に働く力(核力)は除く。

 ① 両方とも静止している ② 両方とも電荷を持つ 

次のような力が働く。

 ① 重力 ② 素粒子のスピンの磁気的効果 ③ 電気力(クーロン力)

①は、そもそも非常に小さい。

②は、距離の4乗に反比例して小さくなる。Ten(-8)_cm で、③の力は、②の Ten(4)倍 大きい。

従って、電荷を持つ粒子間に働く力は、電気力のみを考える事が多い。

※ 電荷が静止していない場合は、さらに、磁気的な力が働く。

〓 電気力 〓 

▢ 2つの静止している点電荷 電荷 q1 , q2 力は2つの電荷を結ぶ直線上に働く

電荷間の距離 r 電荷間に働く力の大きさ F 

比例定数 ke  として F=ke*q1*q2/r^2  

▷ 国際単位系で F_N ニュートン q1_C クーロン q2_C r_m

(3|=2.99792458 光速 c=(3|*Ten(8)_m/sec {定義値} 真空の誘電率 ε0 

クーロン力定数 ke
=1/(4*Pi*ε0)=c^2*Ten(-7)_N*m^2/C^2=(3|^2*Ten(9)_N*m^2/C^2 

 F=[1/(4*Pi*ε0)]*q1*q2/r^2  

 (1_C を持つ2つの点電荷が 1_m 離れているときに働く力)=(3|^2*Ten(9)_N  

▷ CGS静電単位系で F_dyn q1_esu 静電単位 q2_esu r_cm

クーロン力定数 ke=1_無次元 F=q1*q2/r^2  

※ 国際単位系での比例定数 ke の次元を、静電単位に含ませる。1_C と 1_esu とは、次元が異なる{!}

 (1_esu を持つ2つの点電荷が 1_cm 離れているときに働く力)=1_dyn  

〓 C と esu 〓 

(1_C を持つ2つの点電荷が 1_m 離れているときに働く力)=(3|^2*Ten(9)_N

 (1_esu を持つ2つの点電荷が 100_cm 離れているときに働く力)
=1*1/100^2=Ten(-4)_dyn=Ten(-9)_N

 (1_C)^2 ⇔ [(3|^2*Ten(18)_esu]^2 

 1_C ⇔ (3|*Ten(9)_esu  

〓 電場 〓 

○ 「電場」単位電荷が受ける力 ○

▢ 点電荷 q  電荷からみた観測点の位置 <r>  |<r>|=r  <ru>=<r>/r

観測点にできる電場 <E>  観測点にある点電荷 Q  Q が受ける力 <F>

▷ <E>=<ru>*ke*q/r^2  

 <F>=Q*<E>=<ru>*ke*q*Q/r^2

〓 電場の重ね合わせの原理 〓 

▢ 2つの点電荷 q1 ,q2

q1 からみた観測点の位置 <r1>  |<r1>|=r1  <ru1>=<r1>/r1
q2 からみた観測点の位置 <r2>  |<r2>|=r2  <ru2>=<r2>/r2

観測点にできる電場 <E>  観測点にある点電荷 Q  Q が受ける力 <F>

▷ <E>=ke*(<ru1>*q1/r1^2+<ru2>*q2/r2^2)  電場の重ね合わせの原理

▲ 2つの電荷の影響は、独立している。互いに影響を及ぼしあわない。干渉しない。

 <F>=Q*<E>=ke*Q*(<ru1>*q1/r1^2+<ru2>*q2/r2^2)  

▲ 3つ以上の点電荷、連続した電荷分布とみなせる場合も、同様に考える事ができる。

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