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★ 運動方程式 運動量 状態空間 位相空間 state space phase space ★_ |
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〔物理定数〕 |
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ベクトル
<A> 単位ベクトル <-u> 内積 * 外積
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■ 「質点」と言われた時の、暗黙の了解 ・質点に働く力は、すべて、その質点を動かす事にのみ使われる。回転させたり、振動させたり、温度を上げるなどには使われない。 ■ 力の単位 N ニュートン kg*m/sec^2 1kgf=1kg重=g_N 1_N=1/g_kg重 ◆ 1質点 質量 m 質点の位置 <r> 速度 <v>=<r>' その質点にかかる力 <F> ■ ニュートンの運動方程式 m*<v>'=<F> ここで、運動量 <p>=m*<v> を定義すれば、 1質点の運動方程式 <p>'=<F> |
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◎ 運動方程式は「原理」だから、他の式から導き出すことはできない。運動方程式を元に E=(1/2)*m*v^2 などの式を導出する。が、逆に、 E=(1/2)*m*v^2 を原理として運動方程式を導出するという考え方もできる。 ■ 3次元1質点の運動 時間微分すると (v^2)'=(<v>*<v>)'=<v>'*<v>+<v>*<v>'=2*<v>*<v>' エネルギー E=(1/2)*m*v^2 時間微分して E'=m*<v>*<v>' 力とエネルギー E=<F>*<距離> 時間微分して E'=<F>*<v> 以上の式より m*<v>*<v>'=<F>*<v> m*<v>'=<F> ★_ 運動量 <p>=m*<v> を使えば <p>'=<F> ■ 質量(光速の2乗倍) @m 速度(対光速比) b 運動量(光速倍) pc=@m*b を使うと, <pc>'=c*<F> ★_ |
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◆ 1質点1次元の運動 質量 m 位置 x 速さ v 質点に働く力 F 運動量 p 力は、質点の位置と速さによって定まるとする ■ x'=v & m*v'=F ある1つの時刻の位置と速さがわかれば、この2つの式より、すべての時刻の位置と速さを求める事ができる。 1質点1次元の運動の状態空間 位置と速さを表した平面 2次元 ■ 速さの代わりに運動量を使えば、 m*x'=p p'=F ある1つの時刻の位置と運動量がわかれば、この2つの式より、すべての時刻の位置と運動量を求める事ができる。 1質点1次元の運動の位相空間 位置と運動量を表した平面 2次元 ■ 1質点3次元の運動の状態空間、位相空間 6次元 N質点3次元の運動の状態空間、位相空間 6*N 次元 ★_ |
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◆ 1質点 質量 m=1_kg <F>=<1.5*y 3*x^2 -0.2*(x^2+y^2)>_N 加速度 <a> 運動エネルギー K t=0 で <r>=<2 3 0>_m <v>=<0 2 1>_m/sec 以下、すべて t=0 の値 ■ 力は、質点の位置のみによる関数 <F>=<4.5 12 -2.6>_N ★_ <a>=<F>/m=<4.5 12 -2.6>_m/sec^2 ★_ K=(1/2)*m*v^2=(1/2)*1*5=2.5_J ■ (v^2)'=(<v>*<v>)'=2*<v>*<v>'=2*<v>*<a> だから、 K'=[(1/2)*m*v^2]'=m*<v>*<a>=m*<v>*(<F>/m)=<F>*<v> K'=<F>*<v>=<4.5 12 -2.6>*<0 2 1>=24-2.6=21.4_J/sec ◆ 前問 0.01_sec 後 ■ <r>=<2 3 0>+<v>*0.01=<2 3 0>+<0 2 1>*0.01=<2 3.02 0.01>_m <v> K=2.5+21.4*0.01=2.714_J |
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◎ 質点系(複数の質点) ■ 運動の第3法則(作用・反作用の法則) 作用、反作用が、 @ 逆向き A 大きさが等しい B 作用と反作用が一直線上にある Bについては、明記していない場合が多い。ニュートンの「プリンキア」にも書いてないそうだ。琉球大学の物理学の資料に、Bが、明記してあった。 Bを仮定しないと、質点系の角運動量保存則が成り立たない。 ※ 電流と磁場での力の及ぼし合いでは、作用・反作用の法則が成り立たないように見える現象がある。電磁場の運動量や角運動量まで考えると、作用・反作用の法則が成り立つ。 ◆ 外力なし、3質点の運動 運動量 <p1>,<p2>,<p3> 全運動量 <p>=<p1>+<p2>+<p3> 質点@からAへの内力 <f12> 質点Aから@への内力
<f21> ■ 作用・反作用の法則より <f12>+<f21>=0 , <f23>+<f32>=0 , <f31>+<f13>=0 運動方程式 <p1>'=<f21>+<f31> , <p2>'=<f32>+<f12> , <p3>'=<f13>+<f23> <p>' <p>'=0 <p>=一定 ★_運動量保存 ▲ ベクトルだから、成分ごとに式は成り立つ。外力があっても、例えば、外力のx成分が 0 であれば、運動量のx成分は保存される。 ▲ 質点の数に依らず、成り立つのは明か。 ■ 質点系の全運動量 <p> それらの質点に働く全外力 <F> 質点系の運動方程式 <p>'=<F> ★_ |
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◆ 1次元等加速度運動 加速度 a=一定 時刻 t で、位置 x(t)、速さ v(t) 時刻 0 で、位置 x0、速さ v0 変位 Δx(t)=x(t+Δt)-x(t) 等速直線運動をしている場合の変位 Δ\x(t) ずれ Δs=Δx(t)-Δ\x(t) ■ v(t)=a*t+v0 x(t)=(1/2)*a*t^2+v0*t+x0 Δx a=0 のとき Δ\x(t)=v(t)*Δt Δs=Δx(t)-Δ\x(t)=(1/2)*a*Δt^2 a=2*Δs/Δt^2 ★_〔 a=加速度 Δs=等加速度運動をした場合との変位のずれ 〕 ※ 等加速度でなくても、Δt が微少であれば成り立つ |
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◆ 等速円運動 半径 R 速さ v 加速度 a 等速直線運動をした場合との変位のずれ Δs a=2*Δs/Δt^2 ■ 微少時間 Δt において、 Δs=root[(v*Δt)^2+R^2]-R=R*(1/2)*(v*Δt/R)^2=(1/2)*v^2*Δt^2/R a=2*[(1/2)*v^2*Δt^2/R]/Δt^2=v^2/R ≫ a=v^2/R ★_ |
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☆ お勉強しよう 2018-2011 Yuji W. ☆ |