☆ 棒の慣性モーメント ☆ |
〇 棒 慣性モーメント 一様な重力場での棒の運動 ★ 2022.9-2013.1 Yuji.W |
◇ 2*3=6 Ten(3)=10^3=1000 微分 ; 偏微分 : 積分 $ e^(i*x)=expi(x) |
〓 剛体.. 慣性テンソル 〓 《 剛体.慣性テンソル24.3 》 ◇ ベクトル <A.. 縦ベクトル <A) 成分は同じ ▢ 慣性系 (x,y,z) 質点系剛体 以下 i=1,2,… 質量 mi 質点の位置 <ri.. .. Ixx=Σ{mi*(yi^2+zi^2)} Ixy=-Σ{mi*xi*yi}
Ixz=-Σ{mi*xi*zi} 原点に対する慣性テンソル [I]=[Ixx Ixy Ixz|Ixy Iyy Iyz|Ixz Iyz Izz] 角速度 <w> どの質点でも同じ 質点系剛体の原点に対する角運動量 <L> 質点系剛体の原点に対する回転運動エネルギー Kr ▷ <L)=[I]*<w) <L>;t=<w>#<L> Kr=(1/2)*<w>*<L> ▷ 慣性主軸をとったとき Ixy=Ixz=Iyz=0 <L>=<Ixx*wx Iyy*wy Izz*wz> ▢ 剛体が固定軸(z軸)の周りをの回転 角速度 <w>=<zu>*wz z軸に対する質点系剛体の慣性モーメント <Iz>=<Ixz Iyz Izz> 質点系剛体の原点に対する角運動量 <L> ▷ <L>=<Ixz Iyz Izz>*wz 一般にx成分とy成分も持つ ▷ 質量分布に対称性があるとき Ixz=Iyz=0 Lz=Izz*wz となる事がある ▲ Izzを 「慣性」と言う。おのおのの質点の回転半径は、剛体が回転しても変化しない。したがって、慣性も変化しない。 Izz=Σ{mi*(xi^2+yi^2)}=一定 |
〓 棒の慣性モーメント 〓 ▢ x軸上に棒 線密度 λ=一定 太さは無視できるとする 長さ l 棒の中心 原点 質量 M=λ*l 回転軸 z軸 棒 (x|-l/2~l/2) 棒の中心に対する慣性モーメント Ic
▲ 質量が回転軸に近ければ、慣性モーメントは小さくなる Ic<I ▷ 微小な棒 x~x+dx を考える (質量)=λ*dx (距離)^2=x^2 .. Ic .. Ic=(1/12)*λ*l^3=(1/12)*M*l^2 ★ ▷ I=λ*${x^2*dx (x|0~l)}=λ*{x^3/3(x|0~l)}=(1/3)*λ*l^3=(1/3)*M*l^2 ★ .. I=(1/3)*λ*l^3=(1/3)*M*l^2 ★ ▷ Ic は、長さ l/2 , 質量 M/2 の端に対する慣性モーメントの 2倍であるから、 .. Ic=2*(1/3)*(l/2)^2*(M/2)=(1/12)*M*l^2 ▷ I-Ic=(1/3)*M*l^2-(1/12)*M*l^2=(1/4)*M*l^2=M*(l/2)^2 .. I=Ic+M*(l/2)^2=Ic+M*(回転軸の距離)^2 ★ 平行軸の定理 |
〓 棒の慣性モーメント 〓 ▢ 密度が一定の棒 太さは無視できるとする 線密度 λ=一定 長さ l 質量 M=λ*l x軸上にある 回転軸 棒に対して垂直 棒の中心に対する慣性モーメント Ic 棒の端に対する慣性モーメント I ▲ 質量が回転軸に近ければ、慣性モーメントは小さくなる Ic<I ▷ 微小な棒 x~x+dx を考える。 .. (質量)=λ*dx (距離)^2=x^2 .. Ic ▷ I=λ*${x^2*dx (x|0~l)}=λ*{x^3/3(x|0~l)}=λ*l^3/3=M*l^2/3 ★ {別解} 棒2本をつなげて、その中心に対する慣性モーメントを考える。I の2倍になる。 .. 2*I=(2*M)*(2*l)^2/12 .. I=M*l^2/3 ▷ I-Ic=M*l^2/3-M*l^2/12=M*l^2/4=M*(l/2)^2=M*(基準点の距離)^2 ★ 平行軸の定理 |
〓 斜めに配置された2質点の慣性テンソル 〓 ▢ 2質点 質量(2質点とも) m 位置 (1,0,1) , (-1,0,-1) 質量の中心((重心) 原点)に対する慣性テンソル [Ic] ▷ Ixx=2*m Ixy=0 Ixz=-2*m Iyy=4*m Iyz=0 Izz=2*m .. [Ic]=2*m*[1 0 -1|0 2 0|-1 0 1] ★ ▷ 原点)に対する角速度 <w) 原点)に対する角運動量 <Lc)=[Ic]*<w) .. <Lc)=2*m*[1 0 -1|0 2 0|-1 0 1]*<w)=2*m*<wx-wz wy -wx+wz) ≫ <Lc)=2*m*<wx-wz wy -wx+wz) ★ ★ <w)=w*<-1 0 1)/root(2) のとき <Lc)=4*m*w*<-1 0 1) Lc=4*m*w ★ ▲ 次の場合と同じ結果を得るはずである 2質点 質量(2質点とも) m 2点の距離 2*root(2)
慣性 Ic .. Ic=2*m*(root(2))^2=4*m Lc=4*m*w ★ |
〓 斜めの棒の慣性テンソル 〓 ▢ 密度が一定の棒 太さは無視できるとする 線密度 λ=一定 2点 (l/2,0,l/2) , (-l/2,0,-l/2) を両端とする 長さ root(2)*l 質量 M=root(2)*λ*l 質量の中心(重心)に対する慣性テンソル [Ic] ▷ 棒の微小部分 dx 位置 (x,0,z) 質量 root(2)*λ*dx .. Ixx=-Ixz=Izz .. Iyy=4*root(2)*λ*${x^2*dx (x|0~l/2)}=(1/6)*M*l^2 .. Ixy=Iyz=0 .. [I]=(1/12)*M*l^2*[1 0 -1|0 2 0|-1 0 1] ★ ▷ 角速度 <w) 角運動量 <L)=[I]*<w) .. [1 0 -1|0 2 0|-1 0 1]*<w)=<wx-wz 2*wy -wx+wz) ≫ <L)=[I]*<w)=(1/12)*M*l^2*<wx-wz 2*wy -wx+wz) ★ ★ <w)=w*<-1 0 1)/root(2) のとき .. <L)=(1/12)*M*l^2*w*<0 0 1)/root(2)=<zu>*(1/12)*M*l^2*w ≫ L=(1/12)*M*l^2*w ★ ▲ この結果は、次の場合と同じになるはずである。 x軸上にある 回転軸 棒に対して垂直 |
〓 棒の慣性モーメント 〓 《 棒の慣性モーメント24.3 》 ▢ 密度が一定の棒 太さは無視できる 長さ l 質量 M 回転軸 棒に対して垂直 棒の中心に対する慣性モーメント Ic 棒の端に対する慣性モーメント I ▷ Ic=(1/12)*M*l^2 I=(1/3)*M*l^2 I-Ic=(1/4)*M*l^2 平行軸の定理 |
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