☆山と宇宙とお勉強 ▲山へ行こう Yuji.W

▲唐松岳130806▲


▲唐松岳頂上から

▲概要▲

[ 日時 ] 2013/08/06(火)-08(木)

[ コース ]

<1日目> 白馬駅-八方-みそら野

<2日目> 八方尾根-唐松岳-唐松山荘

<3日目> 唐松山荘-八方尾根

[ 天候 ] 晴れ

[ 交通 行き ] 新宿730=1128白馬

[ 交通 帰り ] 白馬1438=1838新宿

白馬駅

八方

八方池山荘

八方池

唐松山荘

唐松岳

695m

765m

1680m

2070m

2620m

2696m

▲1日目▲

白馬駅から歩いて八方へ。

民家のすぐ隣に、縄文時代の竪穴式住居跡があった。


▲諏訪神社

▲2日目▲

ゴンドラ+リフト2つの機械の力を借り、標高差700m、30分ほどで、座ったまま上がる。白馬の村は雲海の下。

だらだらと過ごし、標高1700mの薄い空気に慣れる。

810歩き始め。観光客と共に歩く。

森林限界に達しているわけではないのだが、森や林はなく、背丈の低い草木しか生えていない。


◎車百合(くるまゆり) ユリ科


◎山蛍袋(やまほたるぶくろ) キキョウ科
赤紫と白がある


◎九蓋草(くがいそう) オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)


◎高嶺松虫草(たかねまつむしそう) マツムシソウ科
これから開くのかな?


◎大葉擬宝珠(おおばぎぼうし) クサスギカズラ科


◎深山鍬形(みやまくわがた) オオバコ科


◎四葉塩釜(よつばしおがま) ゴマノハグサ科


◎信濃弟切(しなのおとぎり) オトギリソウ科


◎大葉擬宝珠(おおばぎぼうし) クサスギカズラ科


◎白山大戦(はくさんたいげき) トウダイグサ科


◎白山千鳥(はくさんちどり) ラン科
花の形が鳥に似ているそうな。


◎日光黄萓(にっこうきすげ) ユリ科


◎岩下野(いわしもつけ) バラ科
バラ科の花は、女優さん的な「花」がある。


◎梅鉢草(うめばちそう) ウメバチソウ科(旧ユキノシタ科)


◎白山沙蓼(はくさんしゃじん) キキョウ科

多種多様な花がとぎれることなく咲いている。当然、歩みは遅くなる。

こんなに多様な花が一時に咲いている所は、他にはないのではないだろうか。すごい所だ。リフトの駅には、花の写真が掲示してあったり、登山道脇には、花の標識があったり、地元の人々が、花を大事にしているわかる。

標高2000m、トイレあり。以後、山荘までトイレなし。

925八方池。意外に小さい。白馬岳方面が見える。晴れ、風なし、19℃。ここまでは観光客も来る所だが、標高差400mほどを登らなくてはならない。予想以上にきつい所だ。


◎高嶺松虫草(たかねまつむしそう) マツムシソウ科

945発。

蛇紋岩帯から堆積岩帯に入る。ダケカンバの森になる。

標高2200m付近、崖をトラバース。帰りに事件あり。

また、森に入る。



◎深山金鳳花(みやまきんぽうげ) 単子葉類キンポウゲ科


◎大桜草(おおさくらそう) サクラソウ科


◎山荷葉(さんかよう) メギ科


◎衣笠草(きぬがさそう) ユリ科
きぬがさそうをさがそう、見つかった

1035扇雪田。標高2315m。晴れ、風弱、21℃。天然クーラー、休憩ポイント。

1050発。森を抜ける。ジグザグ道を登る。花崗岩帯に入り、白っぽい石が多くなる。


◎小梅尅(こばいけいそう) 単子葉類ユリ科


◎稚児車(ちんぐるま) バラ科

標高2450m、丸山ケルンの巻き道から尾根に出る。

絶景が広がる。

1135標高2550m。晴れ、風弱、22℃。

1145発。登山道らしくなる。

1205唐松山荘。晴れ、風弱、17℃。標高差1000mを、歩きだけで3時間10分、休憩込みで4時間、いいペースで来れた。


▲剱岳 間は、黒部渓谷


▲唐松岳

1320頂上アタック開始。



登山道で、雷鳥家族がくつろいでいた。かわいい。寄っても逃げない。


◎御前橘(ごぜんたちばな) ミズキ科

1340唐松岳。


1400下山。

雷鳥家族はもういなかった。


◎駒草(こまくさ) ケマンソウ科

駒草はどこに咲いているかと思っていたら、登山道の両脇にたくさん咲いていた。

1420唐松山荘。

▲3日目▲

朝、晴れ、強風、14℃。寒い。

700発。晴れ、風弱。

ガスが少々出ていて、展望はよくない。


◎岩鏡(いわかがみ) イワウメ科


◎稚児車(ちんぐるま) バラ科


◎小梅尅(こばいけいそう) 単子葉類ユリ科

805扇雪田。晴れ、風なし、17℃。

815発。


◎大瓢箪木(おおひょうたんぼく) ミズキ科
ハナイカダと似ている


◎裏白七竈(うらじろななかまど) バラ科


◎深山金鳳花(みやまきんぽうげ) 単子葉類キンポウゲ科


◎黒唐飛簾(くろとうひれん) キク科
ピンクの花が咲き終わった後



◎紅花苺(べにばないちご) バラ科


◎大桜草(おおさくらそう) サクラソウ科


◎深山金鳳花(みやまきんぽうげ) 単子葉類キンポウゲ科

標高2200m付近、崖のトラバース。崖の上の方にサルがいて、歩く人をめがけて、岩を転がしている。当たるはずがないとたかをくくっていたら、膝に衝撃が。直径10cmぐらいの岩がヒットしていた。幸い、軽い出血と打撲で済んだ。

サルの行動を自然現象の一部ととらえれば、自分の注意不足と言うことか。当たる方が悪い。でも、悔しい!

森の中を下る。すれ違う人々に、不良ザル情報を伝える。


◎下野草(しもつけそう) バラ科
小さな小さな花が密集して咲く

910八方池。晴れ、風なし、19℃。多くの観光客。



◎高嶺松虫草(たかねまつむしそう) マツムシソウ科

925発。登山道は、人でいっぱい。


◎大葉擬宝珠(おおばぎぼうし) クサスギカズラ科


◎深山小米草(みやまこごめぐさ) ゴマノハグサ科
おもしろい花だ。


◎金光花,金黄花(きんこうか) 単子葉類ユリ科
つぼみ



◎唐糸草(からいとそう) バラ科


◎八方高嶺千振(はっぽうたかねせんぶり) リンドウ科
なんてオシャレなお花。


◎梅鉢草(うめばちそう) ウメバチソウ科(旧ユキノシタ科)

1030八方池山荘。

文明の利器を使い、座ったまま下る。

1105八方。晴れ、風なし、27℃。暑い。

諏訪神社と縄文時代の遺跡に、山行が無事終わった事を報告し、お礼を述べた。お賽銭は上げなかった。

八方尾根、予想以上に、いい所だった。

☆  2013  Yuji.W  ☆

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