<山へ行こう>

槍ヶ岳

 

◇槍ヶ岳◇

「標高 上高地-槍ヶ岳」

上高地

横尾

槍沢ロッヂ

-水俣乗越へ

水俣乗越

ヒュッテ大槍

1500

1620

1820

2094

2480

2880

-天狗池へ

グリーンベルト

坊主岩小屋

-殺生H.へ

槍岳山荘

槍ヶ岳

2350

2620

2700

2810

3060

3180

 

◇概要◇

[ 日時 ] 2012/9/20(木)-23(日) 22日(土)が秋分の日

[ コース・タイム ]
<1日目> 上高地・小梨平630-1325槍沢ロッヂ (歩行時間 4時間20分)

<2日目> 槍沢ロッヂ905-槍沢-1345ヒュッテ大槍 (歩行時間 3時間55分)

<3日目> ヒュッテ大槍700-800槍岳山荘825-845▲槍ヶ岳915-945槍岳山荘1040-槍沢-1650横尾 (下山の歩行時間 5時間25分)

<4日目> 横尾900-上高地

[ 天候 ] 1日目晴れ。2日目、朝だけ雨。3日目晴れ。4日目、朝から雨。
槍岳山荘前、朝8時で2℃、寒かった。

[ 雪 ] 登山道に雪はなかった。

[ 装備 ] 40リットルザック(ミレー) 中登山靴(ゴロー) Tストック

◇反省◇

●所有する装備から、どれを持って行くのか、山行の内容に応じて、ベストな物を持って行きたい。

◇交通◇

<行き> 新宿2300=さわやか信州号=530上高地

<帰り> 上高地1630=さわやか信州号=2110新宿

◇1日目◇

上高地バスセンターには、50人ほどの登山客。水を汲んでから、小梨平に移動し、休憩。630発。眠たい。

710明神。晴れ、風なし、8℃。725発。眠たい。

820徳沢。晴れ、風なし。

カレーうどん750円。昼寝。955発。

1100横尾。晴れ、風なし、17℃。20人ほどの登山客。まだ、眠たい。1130発。

1230一の俣。晴れ、風弱、15℃。

1245発。

1345槍沢ロッヂ。晴れ、風なし。宿泊50人ほど。お風呂あり、うれしい。

◇2日目◇

朝から雨。出発する人が多いが、停滞。昨日もらった弁当を食べて、2度寝。

小降りになってきたので、905発。小雨の中歩く。

1015水俣乗越(みずまたのっこし)への分岐。小雨、風なし、12℃。

東鎌尾根に上がるつもりでいたが、この天候なので、槍沢を登ることにした。

1025発。

1130天狗池への分岐。曇、風弱、11℃。1150発。

ジグザグの急坂が続く。ゆっくり、ゆっくり登る。

1235グリーンベルト。曇、風弱、12℃。1250発。

標識あり。ヒュッテ大槍を目指すことにした。


↑下山時に撮影したもの

東鎌尾根の稜線目ざし、急坂を登る。道は、狭いものの、よく整備されていた。

ピヨピヨかわいい声。元気づけられる。

1345ヒュッテ大槍。曇、風なし。今日は、これで終わり。こじんまりした、いい小屋。料理は、洋食風の味付けで、おいしかった。ワインが出た。トイレが改築中で、工事現場にありそうな簡易トイレだった。

物理、コンプトン散乱の相対論的扱いの問題が解けてしまった。コンプトン効果

◇3日目◇

夜明け前、薄曇りの空から、冬の大三角形が見えた。シリウスがひときわ明るく輝いていた。
槍ヶ岳の▲が大きく、西の方向に見える。待ってろよ。

700発。晴れ、風弱、8℃。Tシャツ+シャツ+雨具 でスタートする。


岩場になる。左右切れ落ちていたり、四つん這いで登る所がある。東鎌尾根って、こんなにきびしかったっけ。それに、だんだん寒くなってくる。

「ナナカマド 七竈」

■被子植物 双子葉類 バラ科 夏に白い花

■「燃えにくく、7度かまどに入れても燃えない。」

寒い。雨具の下に、ダウンを着ることにした。

狭いトラバースが続々出てくる。

800槍ヶ岳山荘。曇、風弱、2℃。真冬だ。

845アタック開始。四つん這いで登る所が出てくる。ハシゴもある。テンポよく登る。頂上直下のハシゴが見えてくる。あともう少し。

最後のハシゴ、下を見ないようにして、頂上。

やったあ。うれしいなあ。これで、2002年初登頂から、9回目。何回来ても、達成感あるなあ。

↑頂上の岩。1種類ではないように見える。
白いのは、花崗岩? 黒いのは、変成岩なのかなあ?

人が増えてくる。無神経に端に立ったり、軽く走ったりする人がいる。もっと慎重に行動してほしいなあ。自分は恐くないからいいというものではない。

360度の展望だが、湿度が高いのか、遠い景色は霞んでいる。何回かシャッターを押したが、いいのが撮れなかった。

名残惜しいが、915下山開始。

鎖場が出てくる。真下に下るように見える。若い女性が下りれないでいる。先に下り、いい足場は必ずあるから、それを見つけて足を置いてけば下りれるとアドバイスした。その後も、一緒に下りた。

945山荘前。30分かかった。晴れ、風弱、9℃。だいぶ暖かくなった。

1040下山開始。槍沢を下りる。登ってくる人たち多数。


↑北側の岩壁


↑南側の岩壁

2つの岩壁の岩は異なるように見える。何でできているのだろう。

1150坊主岩小屋。晴れ、風弱、11℃。1200発。

さようなら、ありがとう、また来るよ。

ジグザグ急坂を下る。登ってくる人に、「ガンバ!」と声をかける。


↑小石が溶岩に取り込まれてしまった岩

1305天狗池への分岐。晴れ、風弱、16℃。ダウンを脱いで、Tシャツ+シャツ+雨具になる。

小学生の男の子が、ご両親と休んでいる。今朝、上高地を出発したとのこと。かなり、疲れているよう。チョコをあげたら、少し元気な顔になった。

1320発。まだまだ、急な坂道は続く。

傾斜がゆるみだす。大曲。サル軍団が、登山道をウロウロしている。20年ほど前、伊豆でサルに襲撃されたことがある。槍沢上部で、サル軍団同士の抗争に巻き込まれたこともある。知らんぷりしながらも、人間様が近づいて行きますよと軽くアピールしつつ、近づく。向こうから、道を開けてくれた。よかった。

水俣乗越への分岐通過。ババ平通過。

1500槍沢ロッヂ。晴れ、風なし、12℃。カップヌードル400円。

1520発。

二ノ俣、一ノ俣、通過。疲れてきた。

1650横尾。いやー、疲れた。

横尾山荘。部屋きれい。個人ごとのベッド。トイレきれい。お風呂あり、石けんは使えない。

◇4日目◇

朝から雨。

900発。早足で上高地に向かう人、多数。すれ違う登山者も多数。

徳沢。カレーうどんをまた食べた。おいしい。

明神で、横浜のジム仲間さんたちと遭遇。屏風岩登攀を目指したが、雨のため撤退してきたとのこと。

観光客が増えてくる。

小梨平通過。上高地。

上高地アルペンホテルで、外来入浴。500円。午後は、1200より1430まで。

上高地を散歩。

1630バス発。

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