☆ 積分.道のり,エネルギー ☆

uzお勉強しよう 数学

〇  2023.2-2017.1 Yuji.W  

◇ 2*3=6 Ten(3)=10^3=1000 微分 ; 偏微分 : 積分 $ e^(i*x)=expi(x)
ベクトル <A> 縦ベクトル <A) 単位ベクトル <xu> 内積 * 外積 #  000 

〓 積分.道のり 〓 

◎ (道のり)=(速さ)*(時間)

▢ 1次元の運動 時間 t 時刻 t における速さ v(t) 時間 t1~t2 に動いた道のり s

▷ 微小時間 dt v(t) は一定であるとみなして、

 ds=v(t)*dt

それらを集めて s(t1~t2)=${v(t)*dt〔t|t1~t2〕}

〓 積分.エネルギー 〓 

◎ (エネルギー)=(力)*(距離) 

▢ 1次元の運動 位置 x 力 F(x) x1~x2 移動するのに加えたエネルギー E

▷ 微小距離 dx を移動するのに、F(x) は一定であるとみなして、

 dE=F(x)*dx

それらを集めて E(x1~x2)=${F(x)*dx〔x|x1~x2〕}

▢ バネを伸ばすまたは縮めるのに必要なエネルギー E

ばね定数 k 伸ばしたまたは縮めた距離 x 力 F(x) フックの法則が成り立つとする

▷ 微小距離 dx に対して x から x+dx まで伸ばした F(x)=k*x 

 dE=F(x)*dx=k*x*dx ※ 伸ばす場合も縮める場合も、この式で表せる

平衡の位置 0 からの変位量 x 

 E(x)=k*${x*dx〔x|0~x〕}=k*{x^2/2〔x|0~x〕}=(1/2)*k*x^2+(積分定数) 

 E(0)=0 として E(x)=(1/2)*k*x^2  バネを伸ばすまたは縮めるのに必要なエネルギー

▲ そのエネルギーをバネが持つとして、

 バネが持つ位置エネルギー U(x)=(1/2)*k*x^2  

♡ そのエネルギーはバネが持つのか?特殊相対性理論により、質量も増すのか?

〓 積分.重力の位置エネルギー 〓 

▢ 一様な重力場(例えば、狭い実験室内) 

重力加速度 g 物体の質量 m 高さ h 力 F=-m*g ※ h の負の方向

高さ 0 から h まで動かす

重力が物体に及ぼす仕事 W(h) 重力の位置エネルギー U(h)

▷ 微小距離 dh に対して dW=F*dh=-m*g*dh

 W(h)=-m*g*${dh〔h|0~h〕}=-m*g*${h〔h|0~h〕}=-m*g*h+(積分定数) 

E(0)=0 として W(h)=-m*g*h  一様な重力場で重力が物体に及ぼす仕事

▷ 微小距離 dh に対して dU=-F*dh=m*g*dh

 U(h)=m*g*h+(積分定数) 

U(0)=0 として U(h)=m*g*h  一様な重力場での重力の位置エネルギー

▲ W(h)+U(h)=0  エネルギー保存

♡ 重力の位置エネルギーは物体が持つのか?物体が持つというより、系全体が持つエネルギーととらえた方がいいように思う。系全体が緊張状態にあり、今にも動き出そうとしている感じ。

〓 積分.重力エネルギー-2- 〓 

◎ (重力) ∝ 1/(距離)^2 の場合

▢ 重力源の質量 M 物体 m 万有引力定数 G 重力源からの距離 r 

物体が受ける力 F(r)=-G*M*m/r^2 

無限遠から距離 r まで近づくのに重力がした仕事 W(r)

重力の位置エネルギー U(r)

▷ dW(r)=F(r)*dr=-G*M*m*dr/r^2 

 W(r)
=-G*M*m*${dr/r^2〔r|∞~r〕}
=+G*M*m*${1/r〔r|∞~r〕} 
=+G*M*m*(1/r-1/∞)+(積分定数) 
=G*M*m/r+(積分定数) 

W(∞)=0 として W(r)=G*M*m/r  無限遠から距離 r まで近づくのに重力がした仕事

▷ dU(r)=-F(r)*dr=+G*M*m*dr/r^2 

 U(r)=-G*M*m/r+(積分定数) 

U(∞)=0 として U(r)=-G*M*m/r  重力の位置エネルギー

▲ W(r)+U(r)=0  エネルギー保存

♡ 重力の位置エネルギーは物体が持つのか?物体が持つというより、系全体が持つエネルギーととらえた方がいいように思う。物体が重力源に近づく事により、位置エネルギーは少なくなり、緊張状態が緩和されたという感じ。

〓 星の自己重力エネルギー 〓 

▢ 星の重力エネルギー 〓
◆ 半径 R 質量 M 密度一定 すなわち球対称 重力エネルギー U
 密度 ρ=M/(4Pi*R^3/3)=3*M/(4Pi*R^3)=一定
▷ 半径 r の球に含まれる質量 m(r) r<R
 m(r)=M*r^3/R^3
半径 r~r+dr の球殻の質量 dm
 dm=ρ*4Pi*r^2*dr=3*M/(4Pi*R^3)*4Pi*r^2*dr=(3*M/R^3)*r^2*dr
球対称に分布する総質量 m(r) の物体から、r だけ離れた所にある、質量 dm の物体が持つ、重力エネルギー dU は、総質量が原点にあるとした場合に同じになるから、
 dU
=-G*m(r)*dm/r
=-G*M*r^3/R^3*(3*M/R^3)*r^2*dr/r
=-(3*G*M^2/R^6)*r^4
 U
=${dU*dr〔r:0->R〕}
=-(3*G*M^2/R^6)*${r^4*dr〔r:0->R〕}
=-(3*G*M^2/R^6)*[r^5/5〕}[r:0->R〕}
=-(3/5)*G*M^2/R ★…重力エネルギーはマイナス
※ 積分定数を 0 としている

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