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◎ 微分の意味 微分係数を求める 変化量と微分
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◆関数 f(x) 変化量 df(x,dx)=f(x+dx)-f(x) x の単位量あたりの f(x) の変化量(変化の割合、傾き) df(x,dx)/dx ■dx->0 の極限を考える。当然 df(x,dx)->0 となる。 {df(x,dx)/dx}->0/0 ? となるが、 ある定数をとる可能性がある。その値を、微分(微分係数)とする。 f(x) の微分(微分係数)=lim[dx->0]{df(x,dx)/dx} ★ ■物理的には、dx->0 までしないで、微少量 dx に対する第1次近似として、考えることが多い。 変化量 df(x,dx)=f(x+dx)-f(x)=f(x)-f(x-dx)=f(x+dx/2)-f(x-dx/2) とか df(x,dx)=f(x+2*dx)-f(x+dx) などでもよい。さらに、 df(x,dx)=f(x+2*dx)-f(x) でもよい。 第1次近似として df(x,dx)=[f(x);x]*dx ★ {重要!これがわかっていないと、物理がわからなくなる!2013/8} |
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◆関数 f(x,y) ■微少量 dx,dy に対して 変化量
df(x,y,dx,dy) ◆関数 f(x,y,z) ■微少量 dx,dy,dz に対して 変化量
df(x,y,z,dx,dy,dz) |
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★f(x)=x^2 f(x+h)-f(x)=2*x*h+h^2 (x^2);x=lim[h->0]{[f(x+h)-f(x)]/h}=lim[h->0]{2*x+h}=2*x ★f(x)=x^3 f(x+h)-f(x)=3*x^2*h+3*x*h^2+h^3 (x^3);x=lim[h->0]{3*x^2+3*x*h+h^2}=3*x^2 ★f(x)=sin(x) f(x+h)-f(x) sin(x);x =lim[h->0]{h*sin(x)*[cos(h)-1]/h^2+cos(x)*sin(h)/h} |
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◆1次関数 f(x)=a*x+b f;x=a ■x~x+dx の変化量 df df=f(x+dx)-f(x)=[a*(x+dx)+b]-[a*x+b]=a*dx=(f;x)*dx ★ ■(x-dx)~x の変化量 df df=f(x)-f(x-dx)=[a*x+b]-[a*(x-dx)+b]=a*dx=(f;x)*dx ★ ▲同じ形式で表すことができる{!} |
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◆2次関数 f(x)=a*x^2+b*x+c f;x=2*a*x+b ■x~x+dx の変化量 df (dx)^2=0 として df ■(x-dx)~x の変化量 df (dx)^2=0 として df ▲同じ形式で表すことができる{!} |
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★ 微分と変化量 ★ |