☆ 複素2次方程式 ☆

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〇 複素数 2次方程式 2022.12-2019.6 Yuji.W  

◇ 2*3=6 Ten(3)=10^3=1000 微分 ; 偏微分 : 積分 $ e^(i*x)=expi(x)
ベクトル <A> 縦ベクトル <A) 単位ベクトル <xu> 内積 * 外積 # 

〓 負の数の平方根 〓 

〇 虚数単位 i

 (2乗すると -1 になる数)=±i

ネイピア数 e を使って (2乗すると -1 になる数)=e^(i*π/2) , e^(i*3*π/2)

-1 に対して、「-1 の平方根」を次のように定義する。

 (-1 の平方根)=(2乗すると -1 になる数のうち、虚数部が正のもの)=+i  

次のように表す (-1 の平方根)=root(-1)=√(-1)=+i

〇 任意の負の実数 -x〔 x>0 〕に対して、  

 (-x の平方根)=(2乗すると -x になる数のうち、虚数部が正のもの)  

 (-x の平方根)=root(-x)=√(-x)=+i*√x  

★ root((-9)=i*3 root(-16)=i*4 root(-2)=i*√2 root(-3)=i*√3

〓 負の数の平方根の計算 〓 

〇 root[(-4)*9]=root(-36)=i*√36=i*6

一方 root(-4)*root(9)=(i*2)*3=i*6

⇒ root[(-4)*9]=root(-4)*root(9)  

〇 root[(-4)*(-9)]=√36=6

一方 root(-4)*root(-9)=(i*2)*(i*3)=i^2*6=-6

⇒ root[(-4)*(-9)]≠root(-4)*root(-9)  こういう分解はできない{!}

〓 係数が実数の2次方程式 〓 

〇 実数 p,q 複素数 z zの2次方程式 z^2+p*z+q=0 判別式 D=p^2-4*q

 D≧0 のとき 解 z=[-p±root(D)]/2

 D<0 のとき 解 z=[-p±i*root(-D)]/2  

▲ ある複素数が解であるとき、その複素共役も解になる。

★ z^2+z+1=0 D=1-4=-3 解 z=(-1±i*√3)/2

〓 {計算例}複素2次方程式 〓 

▢ 複素2次方程式 z^2-7*i*z-10=0

▷ (z-2*i)*(z-5*i)=0

 z=2*i , 5*i

{別解} 解の公式を使う

 D=(-7*i)^2-4*(-10)=-49+40=-9 root(D)=root(-9)=i*3

 z=(+7*i±i*3)/2

 z=2*i , 5*i

▲ 複素共役が解になるわけではない{!}

▢ 複素2次方程式 z^2-(1+i)*z+i=0

▷ (z-i)*(z-1)=0

 z=i , 1

{別解} 解の公式を使う

 D=(1+i)^2-4*i=2*i-4*i=-2*i=-2*e^(i*π/2)

 root(D)=root[-2*e^(i*π/2)]=root(-2)*root[e^(i*π/2)]

ここで root(-2)=i*√2 root[e^(i*π/2)]=e^(i*π/4)=(1+i)/√2

 root(D)=(i*√2)*[(1+i)/√2]=-1+i

 z=[(1+i)±(-1+i)]/2

 z=2*i/2=i , z=2/2=1

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