日本史 2014/6 Yuji.W

☆古代日本の人口☆

■ 「古代朝鮮と日本文化」金達寿 講談社学術文庫 1986年 単位:万人

上段 紀元前1300年
中段 200年
下段 770年

東北

関東

北陸

中部

東海

近畿

中国

四国

九州

4.38

5.21

1.57

2.2

0.76

0.44

0.27

0.27

1

16.1

3.38

10.01

2.1

8.51

5.59

10.94

5.94

3.05

10.63

60.15

26.63

97.09

46.15

29.96

29.87

140.56

85.19

33.5

69.96

558.91

■ どのような理論で、このように推計できるのかはわからない。

3300年前は、中国や四国には3000人もいなかった。100人程度の部落が30弱という感じか。

西暦200年から600年ぐらいで、総人口は10倍近くなった。日本という国ができていく過程で、大幅な人口増があったわけだ。

日本に元々いた人々の人口が増えたのももちろんあるだろうが、それ以上に、移民が大勢来たのであろう。

人口増を支える技術も、移入されたのであろう。米作りを始め、農機具を作る技術、着る物を作る技術、機織り、養蚕、など、多くの画期的な技術を持った人々が移り住すんだのだろう。

奈良時代には、人口分布を見ても、近畿が日本の中心になったということがわかる。だが、関東・中国・九州にも、一大勢力圏があったのも確かだ。

★ お勉強 古代日本の人口 

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