2012/6-2011 Yuji.W |
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◎ 日本列島の地下構造、成り立ち |
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■ 美濃帯という、中生代ジュラ紀(2億1200万年-1億4300万年)にできた岩石に、33億年前に中国でできたジルコンが含まれていた。 |
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◎ 地球の表面を覆う、厚さ100km程度の14,5枚の岩盤。1年間で5cm程度動く。 細かく分けて考えると、40枚程度のプレートになる。 [↓]日本周辺の4枚のプレート
■ 日本列島の西側半分と、東側半分は、違うプレートに乗っている。 |
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■ 日本列島の主な構成 @アジア大陸からの砂や泥の堆積物 古生代(5億4200万年-2億5100万) A太平洋からの付加帯 中生代(2億5100万年-6500万年) B変成岩 C四万十帯 中生代〜新生代 の付加帯 千葉-神奈川-三重-高知-南九州 D伊豆半島-伊豆諸島 新生代の火山岩 E @〜Dの岩石の上に、新生代(6500万年前〜)になってからできたいろいろな岩石が乗っている。 |
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■ 日本列島中央部にある大地溝帯。幅100km程度、深さは平野部で6000m程度、山地では9000m程度。ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境界。 西の境界線=>[糸魚川-静岡]構造線 新潟、長野、山梨、静岡、神奈川、東京、埼玉、群馬、千葉など 東の境界線=>[新潟-千葉]構造線 フォッサマグナには、2500万年以降(新生代新第3紀+第4紀)の堆積物。 [糸魚川-静岡]構造線の西側は、55000万年前〜6500万年前(古生代+中生代)の地層 奥多摩、奥秩父は、新生代第4紀(260万年前〜)に隆起し、中生代白亜紀〜新生代古第3紀(1億4300万年前〜2300万年前)の付加帯の岩石が露出している。 |
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■ 茨城、群馬、諏訪湖、天竜川、豊川、近畿の櫛田川と紀ノ川、四国の吉野川、九州。 ■
構造線の内帯側(北側)=>領家変成帯=>中生代ジュラ紀(2億1200万年前〜
恐竜の時代)の付加複合体が中生代白亜紀(1億4300万年前〜)に高温低圧型変成を受けた。 ■ 構造線の外帯側(南側)=>三波川変成帯=>白亜紀に低温高圧型変成を受けた。 ■ 高温低圧型の領家変成帯と低温高圧型の三波川変成帯は、白亜紀の変成当時は離れて存在していたはずだが、中央構造線の活動により大きくずれ動いて接するようになった。 |
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■ 北->南へ、4つのバンドに分かれている。古い->新しいの順になっている。 1 富山、石川 2 新潟県、中国地方、北九州 3 関東地方、近畿地方、四国の北側半分、九州の中央部 4 近畿地方南部(和歌山)、四国南側半分、南九州 |
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★ お勉強 日本列島の地質構造 ★ |